十次元立方体サイファー ~蒼き月の水底~ レビュー・感想

十次元立方体サイファー蒼き月の水底 特別ぱっく 機種:Windows
メーカー:アーベルソフトウェア
発売日:2004年12月24日
ジャンル:アドベンチャー

評価点

  • ヒントモードがある。
  • 謎解きの問題が毎回違っていて楽しい。
  • BGMのクオリティが高い。

不満点

  • アダルトゲームなのにHシーンを見ると殺されるので理不尽。
  • 所々伏線が回収されていないところがある。
  • スタッフロールが無い。
  • 自室しかセーブできない。

総評

PC版ミステリートと比べ、操作性、システムはとてもよくなった。
1ヶ月前に体験版を公開して、不満点を改善するというやり方が良かったんだろう。
ストーリーは、今回もまたぐいぐいと引っ張られて、気づいたら深夜2時半…。
今回赤ルート、青ルートというのがあり、タイトル画面が夕焼けだったら赤ルート、夜空だったら青ルートで、初回起動時にランダムで選択される。2周目をやる時は、初期化すればOK。
赤ルート、青ルートでは序盤の展開は同じだけど、キャラ設定、入手アイテム、後半の展開などが違っているのでアーベル作品では珍しく、2度楽しめる仕様になっている。
「かまいたちの夜」で言えば殺人事件編と幽霊編があるような感じ。
どちらもエンディングが極端な展開なので、終わったあとポカーンって状態に…。
プレイヤーが知りたい部分とか完全に語られないまま終わってしまう。
舞台設定や館の探索がすごく面白かっただけに残念でならない。
このメーカーは毎回スタッフロールが無いんだけど、今回はあってほしかった。いきなり「完」で終わるし。
語られてない部分が多いので、せめてあと1~2種類のストーリーを用意してほしかった。
今回も暗号解読があるけど、ヒントモードのおかげで、長時間悩むことはない。
今回は暗号の問題も数パターン存在。(攻略サイト対策か?)
バッドエンドも多数存在するけど、これもヒントモードをONにすれば大丈夫なんで今回は初心者でも楽しめるようになっている。
ヒントモードで助けられたのはオルゴールの曲名当て。あれは自力では無理だった。
ヒントモードをONにしたからといって、クリアランクが下がるとかそういうのは無いのでクリアに自信が無ければ迷わずONにしたほうが良い。
Hシーンは、本番が少ない。ミステリートに比べればマシですが、着替えの途中だったり、Hシーンを見ると殺されたりするから、イイとは言えない。
1度クリアすれば、回想モードが出現。また時間を早めるアイテムももらえるので有難い。
ディスク集めが結構やり応えがあった。タダではCGを見せてもらえないと。
赤・青両ルートクリアすると、ディスク回収にもヒントが出るんだけど、それを知らずに大半を2周目で苦労しながら拾った。
笑えたのが血の中からディスクを拾うのと、野郎を舐めるとディスクもらえるところ(^^;;;
今回はマップ移動が楽だし、細かいイベントも結構用意されているので楽しめた。
それと、表情のバリエーションが豊富だったのがとても良かった。

音楽も非常に出来がよく、サントラを購入してしまったほど。
トータルクリア時間は15時間前後。最初にクリアしたのは青ルートである。