MQ ~時空の覇者~ レビュー・感想

MQ 機種:Windows
メーカー:アーベルソフトウェア
発売日:2009年7月31日
ジャンル:アドベンチャー

評価点

  • パッケージデザインとOPムービーは良い。

不満点

  • 打ち切り漫画のようなエンディング。
  • 音声無しで6時間読むだけのゲームなのに値段がフルプライス。(9240円!)
  • 文字入力する場面があるのだが何のためなのかさっぱりわからない。
  • パッケージに描かれているキャラクターが4人登場しない。
  • 自分で自分の首を絞める無理のある設定。
  • 『F●te/stay night』『●姫』の二番煎じと思われる剣士の召喚、協会からの刺客など。

総評

2005年の発表以来4年間音沙汰無かったアーベルソフトウェアのSF作品。
ストーリーに「フィルを集める」「並列事象世界を踏破する」と書かれていたので、YU-NOの再来かと期待した。だって4年も経ってるのだから、ゲームシステムを作るのに時間が掛かっていたのだろうと…。

しかし、発売間近になっても公式サイトには登場人物とサンプルCGしか更新されない。
作品情報に音声の項目が掲載されていないし、声が無いのはアーベルソフトウェアの商法なので半ば諦めてはいたのだが問題はそこでは無く、ゲームシステムが紹介されていないのだ。
『ミステリート』のようにゲームを進めれば勝手にゲージが上がるディテクティブ・チャージシステムやら『ミステリートOSC』にあった、ただのTIPSを探偵ハイパーリンク機能といった大げさに付けたシステム同様、今回も何かしらゲームを簡単に解かせないようなシステムを公表していないのだ…。
それでも公開されたOPムービーではADAMSを連想してしまうシーンがあり期待して購入してみたが…。





やられた。騙された。設定からして無理がある。
「異世界へ旅立つ→その世界には3日しかいられない→女の子と知り合う→好きになる?→結ばれる→女の子が死ぬ→フィルを入手→主人公が悲しみと怒り→世界を救うためだと言われ違う異世界へ→繰り返す」

主人公が愛した女性が死ぬという設定なんだが、3日しかいられない世界で知り合った子と恋愛に発展できない。なのでヒロインに死なれてもプレイヤーは全然悲しくない。


あと肝心のゲームシステムはというと、読むだけのノベルゲーム。序盤に文字入力する場面があったのだが、何のためにやらせたのかさっぱり。


シナリオは一本道というか、未完。未完というより打ち切り。もういいやって投げ出した感じ。続編出す気なさそう。
黒幕が判明して次元の狭間に逃げて終わった。
6時間程度で終了するとは…。スキップボタン押しっぱなしにしていたら5分で終わっちゃうからね。



正直、これなら小説で出して欲しかった。
いや、いっそのこと発売中止にして欲しかった。