うたわれるもの 散りゆく者への子守唄 レビュー・感想

機種:PS2
メーカー:アクアプラス
発売日:2006年10月26日
ジャンル:アドベンチャー

評価点

  • 主人公にもボイスがある。
  • 女性・男性キャラクター共に魅力的な人物ばかりなので、女性ゲーマーでも楽しめる。
  • アドベンチャーゲームでありながら戦闘部分もきちんと作られている。
  • BGMのクオリティが高い。特にエンディング曲の「キミガタメ」は必聴。

不満点

  • 難易度選択が無い。
  • ルートが1つしか無い。
  • 戦闘中に中断セーブができない。

総評

プレイ時間は25時間。久々の良作ゲーム。
まず、主人公のハクオロに音声がついていたのが良かったね。
一人一人キャラクターの個性がしっかりしていて、どのキャラも印象に残った。
好きなキャラは女性ではトウカ、ユズハで、男性陣はほとんどお気に入り(笑)

シナリオの出来がとても素晴らしい。シリアスと笑いをうまい具合に混ぜたおかげで、途中放棄せずに最後まで突き進めた。フルボイスなので、ADVパートはとても笑えるところがあったね。
ネタバレになるのであまり言えないがクーヤの扱いが悲しかったのが残念なのと、クーヤの統一宣言をしたあたりから物語が急展開でちょっとついていきにくいところがあったのがマイナス。
学園モノギャルゲーなどとは違い、エンディングは1種類しか無い。分岐があればより楽しめたかもしれないけど、戦闘回数も多いので、これぐらいのボリュームで丁度良かったんかもね…。

システム面でも特に不満は感じなかった。
セレクトボタン1つで、セーブロード・環境設定・アイテム一覧が見れたり、読み戻し、未読スキップも搭載されているので不自由は無い。PS2のゲームの割りにはスキップ速度も早い方だと思う。
R1でメッセージ送り、L2、R2でバックログ機能なので、ボタン配置も問題無し。
画像・音楽・シーン鑑賞はもちろんあるけど、一度クリアすると、TV版OPムービーとOP曲が追加されるのは嬉しい配慮。
2週目以降のプレイをする時はADVパートをスキップできるので、アイテムを効率よく回収できる…が、できれば戦闘をスキップしてほしかったぞ。(笑)
シミュレーションパートの難易度はそんなに高くない。サクラ大戦のような感じの戦闘ですね。協撃(合体攻撃)もあるところなんか特に…。サクラ大戦のように見るのが恥ずかしい合体技では無いのが救い。 属性も4種類だし、「連撃」や「攻撃する時に後ろからやればダメージがでかい」な戦闘方法なので、シンプルで覚えやすい。逆に、他のSLGをやってる人には少し物足りないかもしれない。

ゲームのボリュームの割りにCG枚数が少ないような気がした。
あと、ゲーム中にムービーシーンが無かったのももったいないなぁ。 ↑にも書きましたが、戦闘での演出は良かった。序盤に登場する敵のヌワンギに合体技があったのはびっくり。

音楽も素敵です。特にSuaraさんによるボーカル曲はとても気に入った。
TV版OPの「夢想歌」も好きだけど、「君だけの旅路」もOPにふさわしいテーマだね。 エンディングの「キミガタメ」は、切ない曲で泣きそうになったんが、事前に聴いたことのある曲だったのでダメージは少なかった。
実はゲームより先にSuaraさんのアルバムが発売されてたんだね。 もし、ゲームから先に聴いてたら泣いちゃってたと思う。できればアルバムはもう少し後に発売して欲しかった。 それぐらいラストバトル終了~エンディングは心に染みる。